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日本藁文化大祭

絶やすまい二千年の稲藁文化


 「おらが在所に来て みやしゃんせ 米のなる木がおじぎする…」
 これは山形県庄内地方に古くから伝わる土地自慢の唄のひとつです。
 わが国では、この「米のなる木」をおよそ二千年にわたって栽培してきました。稲作農耕民族としての日本人の歴史には、米づくりにその一生をかけてきた先人達の生き様がありました。
 人々は、籾を採取した後の藁を生活のあらゆる面に活用してきました。 籾殻から稲の根や藁灰に至るまで、余すところなく活用し、生活の隅々にまで浸透させ、世代を越えて伝承されてきました。藁に寄せてきた想いは、実に深くそして重いものです。
 それは、日々の「農」の生活から生まれ、日々の「農」の生活を支えつづけ、そして、日々の生活全般に貫かれてきた「生活の哲学」といってもよいように思われます。
 しかし今日、これらの貴重な価値ある財産が忘れ去られようとしています。
 この哲学を忘れ去ることは、日本人としてのアイデンティティを喪失することにほかなりません。この豊かな文化を、眠れる財産を掘り起こし、少しでも多く後世に伝承することが急務です。
 豊かな文化の知恵を学び、「稲藁文化の価値」を再発見し、それを正しく後世に伝承すべく、「日本藁文化大祭」を開催しています。


ふれあいやぎ牧場

 この牧場は平成10年、東渡前、西渡前、箕升新田、宝徳の4集落の住民ら約50人で、管理組織「悠々クラブ」を結成し、旧藤島町の村おこし支援事業の助成を受けて開かれた牧場です。
 当初は数頭しかいなかったやぎくん達も、この牧場がよっぽど居心地がよいとみえて、順調に増えつづけ、今では20数頭の大家族となりました。また、ポニーの「宝駒」も加わってとてもにぎやかな牧場になりました。お陰さまで連日、小学生や子ども連れの親子でにぎわっています。
 また、牧場の隣にはJA庄内たがわ藁(わら)工芸部会が藁細工で農村文化をアピールしようと「藁文化の広場」が隣接されています。ここには、藁で作った馬や獅子が展示してあり、最近ではすっかり忘れ去られてしまった藁のぬくもりに触れることができる珍しい広場です。
 場所は渡前の国道345号線沿いで、スタンレー鶴岡工場の前です。目印は藁でできた三角屋根!! お気軽にお立ち寄りください。


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