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広報つるおか3月号

更新日:2018年3月1日

市長の一筆入魂(2)

 「地域の悩み、課題を解決すること」。銀行も、大学も、行政も、それが使命なのだと教えてくれたのは荘内銀行頭取や東北公益文科大学学長などの要職を務められた町田睿さん。約四年前、東京から故郷・鶴岡へUターンし、三年ほどお世話になった公益大で、ご指導を受けた。
  教員も単に教えるだけでは不十分で、学生や地域の方々と地域が抱える課題の解決に取り組むことで共に成長するのだ、率直な言葉は、どれもすとんと心に落ちることばかりだった。若い世代の声に真剣に耳を傾け、良い意見だと思えば、「そう、その通り」と熱く語りかけてくる。市長の仕事への挑戦を決め、お手紙を送ったときには、「一生あなたのメンター(教育係)になりますよ」とのお電話を頂いた。突然の訃報に接し、もっと相談したかったとの思いが募った。頂いた著書には、「我が人生の友へ」と、記してあった。弟子の末席に加えていただくことができたのかどうか、今となっては確認の仕様がない。これまでの地域の経済、教育への多大なるご貢献に感謝申し上げるとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
  二月は、国の重要無形文化財である黒川能の王祇祭、中田喜直先生の名曲『雪の降る街を』のメロディー発想の地として三十三回目を迎えた鶴岡音楽祭と大きな行事が続いた。
  黒川能・上座の当屋・五十嵐久内さんのご自宅を訪れると、私が幼い頃、我が家を訪問し、お仕事をされたのだと言う。一世一代の大役の当屋頭人と新しい市長。そこに不思議な縁を感じ、直接私に伝えたかったとのことで、準備慌ただしい中、待っていてくれた。その後、初めて観能した下座での大地踏み。まだ小学校前の男児が、地域の先輩に支えられながら、堂々と演じ切っていた。
  喜直先生の奥様・中田幸子先生が指揮棒を振るう鶴岡音楽祭のフィナーレは、会場全員が一体となった『雪の降る街を』の大合唱。幅広い年代層の市民がつくり、参加し、つないできた音楽祭。私は、これこそが新しい文化会館の実質的なこけら落としなのだ、と思った。
  伝統芸能、芸術・文化を守り、伝え、発展させてきたそれぞれの地域と活動には、課題を解決するために必要な人材の育成力が内包されている。地域とつながって地域の悩みと課題を解決する、市役所が仕事を進める上で忘れてはいけない視点である。

                                                             皆川 治

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