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広報つるおか5月号

更新日:2018年5月1日

市長の一筆入魂(4)

  新年度がスタート。鶴岡市には52名の新人職員が採用された。産業、教育、福祉、病院、消防、上下水道など、担う仕事は幅広い。その新人たちの研修初日の冒頭は市長講話。私は、平成9年に農林水産省へ入省し、公務員として17年間働いた。「講話」というよりは、公務員の先輩としての経験を若い皆さんにお伝えしたい、との思いでお話しをさせていただいた。
  役所に入ってすぐ受けた研修のことは今でもよく覚えている。平成9年度は、省庁の枠を超えた人材育成の必要性、また、折からの公務員不祥事の中で、初めて9週間にわたる長期での各省庁合同初任研修が実施された年だった。研修に参加してみると、同期で入省した仲間の中で飛び交う言葉の意味がよく理解できないことに焦りを感じた。例えば、「ナショナル・ミニマム」。国家(ナショナル)が国民に対して最低限(ミニマム)保障する生活水準のことであり、有名な日本国憲法第25条の条文、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」につながっている。行政が最低限講じなければならないこととは何か、その水準はどうあるべきか、公務員としては、常に頭に入れておかなければならない概念である。社会人になったばかりの私は、足りないことばかり、そのような概念を説明する知識は持ち合わせていなかった。仕事に必要な法律、技術、語学などの知識は、どれも社会人になってから必死になって勉強した。今もまだまだその途上にある。だから新人の皆さんには、「分からないからと、下を向く必要はないんだよ」とお話した。絶えず勉強して高い見識を、これからの取り組み次第で若い皆さん自身が、そして鶴岡自体が変わってくる。
  公務員とは何か。英語にした方が分かりやすいのだが、「Public servant(パブリック・サーバント)」。つまり、全体の奉仕者。市民にサービスを提供する立場にあるのだが、いつの間にか、「サービスを提供してあげている」という上から目線の行政に陥っては市民の信頼、協力は得られない。常に市民目線で、市民のニーズはどこにあるのかを考える必要がある。公務員には、要領よく仕事ができることよりももっと大事なことがある。公平・公正に、誠実に対応すること。決してこの基本から外れてはいけない。
  新人職員の皆さんにとって4月は緊張の連続だったことだろう。良い仕事をする前提として、心と体の健康が第一、ゴールデン・ウィークで気分転換を。

                                                             皆川 治

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