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広報つるおか8月号

更新日:2018年8月1日

市長の一筆入魂(7)

  7月1日、元鶴岡市長・故富塚陽一様のお別れの会に参列した。山形県庁の農林水産部には、代々、農林水産省の職員が出向している。私が農林水産省に勤務していた時、山形県へ出向したことのある方々からよくお名前が出てきたのは、富塚市長だった。山形県職員として要職を歴任され、合併新市の初代市長など、地域の発展に偉大な足跡を残された。市民生活の向上のために推進された施策は広範囲に及び、正に語り尽くせぬ偉業と言うべきものだ。慶應先端研については、地域の発展のためには、次の時代を担う人材と産業を育てる知的基盤の整備が必要との政策理念の下に誘致、平成13年4月の開設以来、その取り組みを支え続けていただいた。メタボローム解析を基盤にベンチャー企業が生まれる好循環、優秀な若手研究者が集まってきていることが注目されているが、特筆すべきもう一つの成果は、地域における人づくり、若者が早い段階でわくわくするサイエンスに目覚め、偏差値という物差しにとらわれがちだった生き方を見直すようになってきたことにあると私は考えている。富塚市長の残した情熱が、次世代の若者たちを育てているのだ。
  同じ日に鶴岡南高校の創立130周年式典に出席した。お別れからお祝いの席へ。移動の車の中で多忙な市長の仕事についてつくづく考えざるを得なかったが、大先輩である富塚市長にはお許しいただけるのでは。その式典での挨拶で、私は、田川地区の県立高校再編整備計画の検討の中で、山形県教育委員会から、鶴岡南高校、鶴岡北高校という伝統校同士の統合や中高一貫校の設置についても提案されている状況にある、ということにあえて触れた。当初事務方が用意した挨拶文には盛り込まれていなかったが、関心事項であるはずのこのことには触れるべきだと考えた。社会・経済情勢の変化は、私たちの暮らし、そして教育分野にも課題を投げ掛けている。我が母校でもある鶴岡南高校については、130年という長きにわたり、地域の中心校として、幾多の有為な人材を輩出してきた一方で、若者の地元定着、地域経済の活性化などの課題については、なお一層の貢献への期待がある。
  鶴岡市では、市の重要事業要望の中で、県が地域の意見を十分聞きながら、中高一貫校を本市に設置することを要望しており、私もその方針を引き継いでいる。今後、県による関係者への意見聴取、検討を経て新設される中高一貫校が、真に本市、地域の発展に資する学校となるためには、ハード・ソフトの両面で、地域が抱える課題にも十分応えられる学校としていく必要がある。
  この「一筆入魂」の初回に、人情味にあふれ、多くの市民に慕われた富塚市長の「市長日記」について触れている。積み上げられてきたまちづくり、人づくりを引き継ぎ、地道に、着実に、誠実に、前へ、前へと、日々精進していく覚悟を新たにした。

                                                             皆川 治

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