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広報つるおか2019.2月号

更新日:2019年4月17日

市長の一筆入魂(13)

充電が思うようにできなくなった。体ではなく携帯電話のことである。年始の貴重な休み、いつ使えなくなるかと心配になり、携帯電話の更新に出掛けた。
 情報通信技術(ICT)は、得意ではないが、何とか取り残されないようにと、世の中に追い付こうと努力してきた。役人生活でも、効率よく仕事をするための道具としてだけでなく、内閣官房でIT政策の企画・立案そのものにも携わった。
 大容量の通信網の整備は道路整備と同じインフラの整備に当たる。まずはインフラが整備され、その通信網に文字情報や映像が流れる。情報は、言わば道路を走る車。そして様々な魅力的な情報(コンテンツ)を増やし、国民のIT利活用を進める。約20年前、当時のIT戦略は分かりやすかった。倉庫に大量に書類を保存する損保業界の意向を受け、今では当たり前となった税務関係書類等の電子保存を認める法整備に取り組んだことも懐かしい。「なぜ恐竜が滅んだのか。変化に対応できなかったからだ」、ということはその当時学んだ印象深い言葉だった。
 時代は変わった。たかが携帯電話の機種を変更するだけだが、料金設定、機種の機能、契約の内容、いずれも複雑で、なんとか食らい付くも、これでは高齢者にはうまく伝わらないだろうと、心配してもしょうがないことを心配しながら店を出た。
 1月4日からは名刺交換会を皮切りに、地域や団体の新年会が続いた。年始にふらりと参加した空手道場の餅つき大会では、小学生から「相手に勝てない自分に勝つ」という名言を聞いた。初稽古の際に挨拶を求められた私が、「己に勝つ」という言葉を紹介したことに触発されたようだが、餅を頬張りながら、なんとも哲学的な言葉が飛び出した。子どもたちの発想の豊かさ、柔らかさに驚かされる。
 新文化会館整備をめぐり、公約に掲げた市長給与の3割カットが成立して迎えた正月。自ら身を切る、市政を前進させる、その思いがなんとか形になったことで、すがすがしい新年となった。「相手に勝てない自分に勝つ」、意固地になってはいけない、政治も己との戦いだ。
 平成という時代が終わる。変化に対応する、そう頭を巡らす自分と、年始の数ある会合の中でも、地元・森片の公民館での新年会が、やっぱり一番落ち着くな、と思う自分がいる。高齢者を含む利用者に優しい世の中をつくる、そんな市政にしたい。

                                                               皆川 治

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