鶴岡ホストタウン推進事業について(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて)
更新日:2021年3月11日
鶴岡市の応援メッセージ動画はそれぞれの国旗をクリック!!
(編集:内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局)
(Edited by Secretariat of the Headquarters for the Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games Cabinet Secretariat)
ホストタウン推進事業の趣旨
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催効果を全国に波及させるために、内閣官房が推進しているのが「ホストタウン構想」です。
オリンピック・パラリンピックを契機に、大会参加国と地方自治体との人的・経済的・文化的な相互交流を図り、地域の活性化や、スポーツ立国、観光振興などを推進することを目的としています。
鶴岡市では、ドイツ連邦共和国とモルドバ共和国のホストタウンとして登録し、食文化、観光などの振興を図り、外国人観光客を増やしたり相互交流を深めたりしていくことを目指しています。
鶴岡ホストタウン推進事業の取り組みについて
鶴岡市では、ドイツ連邦共和国(第二次登録)・モルドバ共和国(第三次登録)のホストタウンとして、様々な分野で交流を深めるための取り組みを行っています。また、オリンピック・パラリンピックに向けた機運を高めるための取り組みも行っています。
ホストタウン国について
(1)ドイツ連邦共和国について
鶴岡市では、日本スポーツ少年団の日独同時交流事業に昭和51年から毎年1~3名の団員をドイツに派遣し、また受入事業では、平成3年と平成24年にドイツのスポーツユーゲント団員20名を受入れし、相互交流を行っています。こうした繋がりを活かして、交流事業を行う予定です。
概 要 | |
---|---|
人 口 | 約8,289万人 |
面 積 | 35,7万平方キロメートル(日本の約94%) |
首 都 | ベルリン(約357万人) |
民 族 | ゲルマン系を中心とするドイツ民族(在留外国人約911万人) |
言 語 | ドイツ語 |
宗 教 | カトリック(29.9%)、プロテスタント(28.9%)、 イスラム教(2.6%)、ユダヤ教(0.1%) |
(2)モルドバ共和国について
鶴岡市内の企業が政府開発援助(ODA)で、モルドバ共和国にペレットプラント・ペレットストーブを整備したことがきっかけで、交流していくこととなりました。こうした繋がりを活かして、交流事業を行う予定です。
概 要 | |
---|---|
人 口 | 268万人 |
面 積 | 3万3843平方キロメートル(九州よりやや小さい) |
首 都 | キシナウ |
民 族 | モルドバ(ルーマニア系)人(75.1%)、ウクライナ人(6.6%)、 ロシア人(4.1%)、ガガウス(トルコ系)人(4.6%)等 |
言 語 | 公用語はモルドバ(ルーマニア)語。ロシア語も一般に通用。 |
宗 教 | キリスト教(正教)等 |
実施(予定)事業について
(1)市民スポーツ促進
・ボッチャ競技の巡回及び大会開催などによる普及
・オリンピアン・パラリンピアンなど招聘、選手合宿時の講演や競技交流
(2)国際発信・交流
・食や農などをテーマとしたドイツ・モルドバ両国との交流事業
・相手国を知るイベント事業(料理教室、大産業まつりなど)
・選手をはじめとした関係者など受入・交流
(3)事前合宿誘致
・ドイツ・モルドバチームの合宿受入
(4)共生社会の実現
・宿泊先などのバリアフリー化の検証など
2020年度の取り組みについて
【 誰でも楽しめるスポーツ「ボッチャ」を体験してみませんか 】
競技用品を貸出しいたします。
詳しくはスポーツ課へご相談ください。
【 国際交流事業/ホストタウン相手国・地域へお手紙を送ろう! 】
オリンピック・パラリンピックは延期となりましたが、ホストタウン相手国であるドイツ連邦共和国やモルドバ共和国と引き続き交流し、鶴岡市でのオリンピック・パラリンピックを盛り上げていきたいと考え、「ホストタウン相手国や選手にお手紙(はがき)を送る」事業を実施しました。市内の小学生や中高生が「金メダルを目指して頑張ってください」「鶴岡にはおいしいものがたくさんあります。ぜひ来てください」等のメッセージはがきを作成し送っています。早速ドイツから感謝の連絡があり、送った皆さんへお返事を送ってくれるようです。今できる方法で交流が深められています。この事業、まだまだ実施中です。
ホストタウンのお話
はがきを手に応援メッセージを送りました
カラフルなはがきができました
~湯野浜小学校とドイツボッチャチームの交流~
「ホストタウン相手国・地域へお手紙を送ろう!」に取り組んだ湯野浜小学校に対し、ドイツボッチャチームより感謝の記念品とビデオレターが届きましたので、ビデオレターの上映と記念品の贈呈を行いました。
ドイツの皆さんからは「お手紙をもらってうれしかった」「コロナ禍で思うような練習ができないが頑張ってメダルを取りたい」「日本海に沈む夕日が見てみたい」などのメッセージとボッチャのスーパープレイの映像が贈られました。それを受け、湯野浜小学校児童が記念品のお礼と自分たちの小学校や修学旅行で訪れた山形の良いところを紹介するメッセージ動画を作成しドイツへ送りました。
記念品には児童の宛名入りのポストカードもあり、ドイツチームの感謝の気持ちに児童も喜ぶ様子が見られました。今後は、2021年のパラリンピック事前合宿での交流が予定されています。
記念品をいただきました
ドイツからのビデオレター上映の様子
ドイツへ小学校や県内の温泉について紹介しました
【 国際交流事業/リモートアーチェリー親善大会 】
モルドバ共和国とさらなる友好を深めるために、アーチェリー競技の交流試合をWEB会議システムを利用したリモートマッチという形で、8,400キロメートル離れている両国を結び同時進行で行いました。時差は6時間。モルドバ共和国は午前10時から、鶴岡市は午後4時からの開催でした。参加したのは、両国の中高生と社会人、モルドバのオリンピック代表選手、本市在住のオリンピック代表候補中村美樹選手。鶴岡市では強風の悪条件のなか、集中して戦いました。
昨年4月にモルドバの選手団が合宿で来日した時以来の交流でしたが、カメラの画面越しにメッセージを送ったり、手を振ったり、競技以外でも交流することができました。今後は、2021年のオリンピック事前合宿での交流も予定されています。
リモートの様子
開会セレモニー
中村美樹選手(エキシビジョンマッチ)
モルドバ 競技風景
鶴岡市 競技風景
鶴岡ホストタウン日本・モルドバ リモートアーチェリー親善大会 KAKEHASHI 2020の詳細はこちらへ
【ホストタウン推進事業】日本・モルドバ リモートアーチェリー親善大会を開催しました
【国際交流事業・リモートアーチェリークリニック 】
モルドバ共和国のアーチェリー競技選手団とのオンライン交流及びモルドバヘッドコーチからの競技アドバイスをいただくリモートクリニックを、WEB会議システムを利用し行いました。
参加したのは、本市の高校生と本市在住のオリンピック代表候補中村美樹選手、モルドバのオリンピック代表選手を含む2選手とヘッドコーチ。
オンライン交流では、本市高校生がモルドバの方々に鶴岡市の印象や競技への取り組み方等について質問しました。世界を相手に戦う選手から競技に対する真摯な姿勢を感じるとともに、自分たちが競技に取り組むアドバイスを聞くことができました。
リモートクリニックでは、実際に高校生が弓で射る様子をモルドバのヘッドコーチに画面越しに見ていただきました。よくできているとの評価と気づいた点のアドバイスがあり、高校生はこれまでの取り組みに自信を持つことができ、これからの練習にも意欲的になれるとの感想がありました。
今年度はモルドバからの来鶴がかなわずオンラインでの交流を始めましたが、オンラインを生かして短い周期で交流ができました。2021年2月にもオンラインでの競技交流を予定しています。こういった取り組みを継続し、オリンピック事前合宿での交流にもつなげていきたいと思います。
質問とリモートの様子
高校生が質問しました
ミルカ選手(出場内定選手)
モルドバヘッドコーチからのアドバイス
弓を射る姿勢
これまでの取り組み
2019年度
ドイツ・モルドバとの五輪事前合宿受け入れおよび事後交流の同意書を締結しました(ドイツ連邦共和国障害者スポーツ連盟パラリンピック委員会)
2018年度
児童館にてモルドバ文化交流
モルドバワイン・ドイツビール販売(大産業まつり)
ボッチャ研修(スポーツ推進委員会)
2017年度
モルドバ特別授業
モルドバ料理教室
ボッチャドイツ代表候補合宿
2016年度
オリンピアン水鳥寿思氏(体操)講演会
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードページへ
お問合わせ
メールでの回答が必要な場合は、住所・氏名・電話番号を明記してください。
鶴岡市役所 オリンピック・パラリンピック・ホストタウン推進室
〒997-0825
山形県鶴岡市小真木原町2-1
電話:25-8131
FAX:25-8134