日本遺産「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」
更新日:2021年2月10日
鶴岡の「絹産業」のストーリーが「日本遺産」に認定されました
平成29年4月28日、本市が提案したストーリー「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」が「日本遺産」に認定されました。
昨年度に認定された「自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』~樹齢300年を超える杉並木につつまれた2,446段の石段から始まる出羽三山~」に続き、鶴岡では二つ目の日本遺産となります。
情報発信や快く滞在できるよう環境整備などに取り組み、このたび認定された鶴岡の絹産業のストーリーが地域活性化につながるよう努めてまいります。
ストーリーの概要
山形県鶴岡市を中心とする庄内地域は、旧庄内藩士が刀を鍬に替えて開拓した、松ヶ岡開墾場の日本最大の蚕室群をきっかけに国内最北限の絹産地として発達し、今も養蚕から絹織物まで一貫工程が残る国内唯一の地です。
鶴岡市では、松ヶ岡以外にも六十里越古道沿いの田麦俣集落に、四層構造で暮らし・養蚕などが一つの建物にまとまった多層民家が現存しています。さらに、国内ではここだけの精練工程が明治時代創業の工場で行われるなど、絹産業の歴史、文化が保存継承とともに、新たな絹の文化価値の創出にも取組んでいます。鶴岡を訪れると、先人たちの努力の結晶である我が国近代化の原風景を街並み全体を通じて体感することができます。
松ヶ岡開墾場
多層民家(田麦俣集落)
旧西田川郡役所(致道博物館)
旧風間家住宅丙申堂
サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ
日本遺産(Japan Heritage)とは?
文化庁が認定する、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーのこと
関連リンク
自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』~樹齢300年を超える杉並木につつまれた2,446段の石段から始まる出羽三山~
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